江上料理学院

『江上料理学院90年のベストレシピ100』という本が出版された事を知っていましたが、10月に日本に来た時には、イギリス人達と一緒で、購入する時間を取る事が出来ませんでした。
実家の近くの本屋さんに行ったら、売り切れていました。江上料理学院には、絶対にあるはず。と思い、電話をして問い合わせたら、ちょうど、電話を取ってくださった方の傍に、担任だった上月先生がいらして、電話に出てくださいました。
なつかしいお声を聞いて嬉しくなりました。そして、すぐに学院にうかがう事になりました。

受付で、本を購入しました。千円札がなく、五千円札をお渡ししましたら、新札でおつりをくださいました。
「さすが、江上料理学院!」と、改めて、江上料理学院に通わせて頂いた事を誇りに思いました。

そして、「院長のサイン入りの本を」とのお心遣いも。
本屋さんで購入しなくて良かった!宝物です。

江上栄子院長先生のクラスを受講した時に撮って頂いた写真です。

両親から、「料理を習うなら、絶対に江上料理学院。稽古代を払うから、行きなさい。」と言われるも、数年間、拒否し続けました。ですが、いい年齢になっても、全く料理が出来ない自分を恥じるようになり、しぶしぶ申し込みました。

初めて受講したクラスで、野菜を切る事になりました。包丁を使う事が出来なかったので、ピューラーを渡されたのですが、ピューラーの使い方がわからなくて、固まってしまいました。

黙って立っていたら、江上栄子先生が隣に来てくださって、
「こうやって使うのよ。」と、教えてくださいました。

「すみません。何も出来なくて。」と申し上げたら、

「だから、うちに来たんでしょ。」と。

そのひと言が、私の人生を変えてくれたような気がします。

それから、苦手な事も克服しようと思い、江上料理学院に通いました。

ロンドンの自宅に、江上栄子先生、お嬢様の佳奈美先生が執筆したレシピ本を持ってきています。実家にもまだありますが、母が愛読しています。

上月先生と。厳しい指導のお陰で、料理が上達しました。

友達のウェブサイトを上月先生に見て頂きました。タイトルは、由希子の台所
とても喜んでくださいました。

日本料理基礎科で学んだ時のノートは、本棚に並べています。

江上料理学院を創設した、江上トミ先生の本もロンドンに持ってきています。

ロンドンで生活してらした時の事も書いてあり、愛読しています。

わたくしの祖母は、江上トミ先生に料理を習いました。母は、栄子先生に。私は、栄子先生、佳奈美先生に。祖母から三代でお世話になりました。

料理を習うなら、江上料理学院。

両親から言われた意味がわかりました。
お料理以外にも沢山学ばせて頂きました。

決して楽しいだけの稽古ではありませんでしたが、ふりかえると、責任を持って、私達生徒が上達する為、愛のある厳しい指導だったという事が理解できます。
基礎を叩きこんで頂いたお陰で、ひとりでも料理をする事が出来るようになりました。

今後も、江上料理学院のレシピ本を読み、イギリスで料理を続けていきたいと思います。