EISHINKAN JODO TAIKAI 2012

Eishinkan Jodo Taikai 2012 英信館杖道大会

2012/11/30

 11月24日、土曜日。
CodicoteのPeace Memorial Hallで、英信館が主催する杖道大会が開催されました。

iai1

この大会は、毎年、この時季に開催されていますが、今年は、早いうちから、秘密の打ち合わせがあり、皆、この日を楽しみにしていました。

大会といえども、始まりは、稽古から。

iai2iai3

iai4iai5

開会式

iai6iai7

『秘密の打ち合わせ』とは、
Jock先生の武道生活50周年をお祝いして、記念品を贈呈する事だったのです。

iai8iai9

Jock先生に渡したものは、アルバム。
50年間の活動記録を写した貴重な写真の中から、セレクトされたものがギュッと詰まった一冊です。
実は、私が撮影した写真も採用されました!

英信館から贈られたのは、人形。

iai11

Jock先生の50年間の武道生活は、奥様の支えがあってこそ!という事で、
奥様にも記念品が贈られました。

そして、やはり、ここはイギリス。
ケーキも贈呈!

iai12iai13

英国剣道連盟会長も駆けつけ、お祝いのスピーチ。

iai14iai15

試合の前に、入場の仕方など、皆で確認しました。

iai17

試合は、2つのグループに分かれ、まず、リーグ戦が行われました。

リーグ戦が終わったところで、ティータイム。

キッチンには、Jock先生に贈られたケーキが置かれていました。

iai18

リボンも可愛い!と思って見ていたら、
見えやすいように、と、ケーキを持ち上げてくれた、Jock先生。

iai19

キッチンの奥では、皆で食べるタイカレーが・・・

iai20iai21

プロのシェフによって、作られているのです。

実は、この方、Greg先生。試合では、審判を務め、ティータイムには、調理、と、大忙し。

食事目当てで参加する選手もいるとかいないとか。。。いや、絶対にいるはず・・・この私もそのうちの一人です。

大会は、英語でもTaikaiと呼ぶのですが、今回は、「Jodo Taikai」と呼ばず、
「タイカリー タイカイ。」と呼ぶ人も。
皆、タイカレーを楽しみにしていました!

ティータイムにかかせないのは、クッキー。
今回も、Steffiが、とっても美味しい手作りクッキーを持って来てくれました!

iai22

しっかり、ティータイムをとったところで、試合再開。

トーナメント戦が行われました。

決勝戦。
イギリスのチームとポーランドからきたチームとの対戦。

試合終了後の両チーム。

全部の試合が終了したところで、審判ミーティング。

この大会でも、試合中、審判が気づいたところを丁寧に解説する時間が設けられました。

そして、また稽古。

この間に、英信館で事務を担当するChris先生は、表彰状の準備。

ポーランドの選手のスペルを、本人、Jock先生と一緒に確認していました。

シェフも、ティータイムに引き続き、稽古中も大忙し。

杖道は厳しい稽古のはずなのですが・・・

皆、何だか、楽しそう。

閉会式。

表彰状が審判達に手渡され、いよいよ記念撮影!と、カメラを首に提げていた私でしたが・・・

何故か、Chris先生に手招きされました。

訳がわからず、近寄ると、私のカメラを、審判の一人に手渡すよう言われ、表彰されました。

「並んで!」「笑って!」と言われ、写真を撮ってもらいました。

そして、カメラが私の手に戻り、再び、撮影係。

表彰式が終わった後、Chris先生が大きな箱を持って、紙に包まれた記念品を皆に渡してくれました。

紙に包まれた記念品は、Jock先生の奥様がつくった湯呑でした。
Jock先生の奥様は陶芸家なのです。

審判も選手も、皆、同じ記念品。

そして、食事も、審判、選手、皆、一緒。

表彰式の後、この食事の時間をつかって、会場の隅でひっそりと、書道道具をひろげました。英信館の先生方の提案で、私は、英信館のメンバーとして、希望された方に、お好きな字を書いてさしあげたのです。

しばらく筆を持っていたのですが、
Jock先生が、「食事をしなさい」と、言って下さり、席につきました。

すると、Jock先生が笑顔で、大きなお皿を差し出してくれました。

50と書かれた大きなケーキを、皆にふるまってくれたのです。

美味しく頂きました。

大会終了後、行き先は、やはりパブ。

シェフ、お疲れ様でした!

パブを出たのは、午後4時前。

Codicoteから、Chris先生のお宅に移動し、オランダからいらした方々と一緒に食事をしました。

無意識に、「いただきます。」と言ったら、オランダ人の方々も、「いただきます。」と言って、微笑んでくれました。

この日、日本人の参加者は、私一人でした。
でも、日本人一人きり、という寂しい思いをしなかったのは、
会場にいた全員が、武道を通じて、日本を好きでいてくれているからだと感じました。

カテゴリー: イギリス | 4 件のコメント »

40th Mumeishi 3′s 第40回ロンドン無名士剣道大会

2012/11/20

11月17日土曜日。
第40回無名士剣道大会が、クランフォードコミュニティカレッジで開催されました。記念すべき40回目の大会という事で、いつもとは違う事がたくさんありました。審判長は、範士八段角正武先生。

大会に備え、お揃いの無名士ジャンパーを作る事に。
早い段階から、準備が進められました。
大会前日。

いつものように、夜7時30分に集合。会場設営。
角先生もいらし、試合場の中心線、開始線の計測をして下さいました。

各国の国旗の飾り付け。
日の丸が中央に飾られていて、「ありがとうございます」と、頭を下げた私でしたが、
ユニオンジャックと日の丸が中央になるよう移動されました。ここは、イギリス。。。

角先生、フランスのMichel先生が見守っていました。

今年も設営は9時過ぎまで。

去年よりもメンバーが揃い、仕事もはかどったので、短時間で終わりました。

パブで、今年の無名士手ぬぐいを持つ、角先生とホルト先生。

今年の手ぬぐいは、今までで一番いい!と、メンバーもイチ押しです。両側の書は、私が書いたものです。

大会当日。

早めに会場に着くと、太鼓演奏をして下さる廣田丈二さんと林良憲さんがいらっしゃいました。
お二人とは、イベントで何度もご一緒させて頂いています。

大会直前というのに、ディスプレイ用の団体戦のチーム名が会場別に分けられていなくて、皆で、カルタ取りのようにチーム名を探しました。これは、来年の為に、忘備録として。。。
9時過ぎから、受付開始。

エントリーしたチームには、無名士剣道クラブから、プログラムと一緒にカレンダーもプレゼント。
「来てくれてありがとう!」と言って手渡すと、「ありがとう!」と言って、微笑んでくれました。
9時30分。

審判ミーティング。

角先生から試合規則について説明がありました。いつもは、英語での打ち合わせなので、今年は、全てその場で理解する事ができ、助かりました!

試合場ごとに担当が振り分けられ、私は、A試合場の担当となりました。

A試合場の審判主任は、元無名士メンバーで、日本からいらした細川先生とサルマン先生のお二人。
細川先生とは、二年前、一橋大学での稽古で、ご挨拶させて頂いて以来の嬉しい再会でした。
10時。

太鼓の音が会場に響きました。

開会式。


10時30分。

女性の個人戦開始。

ヨーロッパで初めて女性の個人戦が開催されたのは、無名士剣道大会。初代優勝者は、居合道、杖道の恩師、ジョーク先生の奥様です。

試合は2分3本勝負。延長は1分。延長は一度だけ。延長で決まらない場合は判定となります。

審判打ち合わせで、「判定の基準は、延長戦の内容だけではなく、試合全体の内容を見て判断する。」との事でした。

ですので、審判しながら、どちらの選手の内容がいいか判断しなくてはならず、技だけに気をつける訳にはいきません。

短い試合時間ですので、判定しなければいけない場面が数回ありました。

今年の女性個人戦の優勝者は、フランスの赤門道場からいらしたP.Stolarz選手。

女性の個人戦決勝の後、すぐに団体戦開始。

無名士大会の団体戦は3人制。そして、必ず、有段者ではないメンバーが含まれていなければなりません。

チーム編成が勝利の鍵を握ります。
試合内容を見て、「あの方は、段を持っていないな・・・」と気づくのです。

1つのクラブから、出場できるのは2チームまで。
大会主宰の無名士剣道クラブも、2チームしかエントリーする事が出来ません。

オーダー表は、大会当日提出。
日本では考えられない事ですが、ボードには、名前が表示されません。

ボードに名前がないとともに、ゼッケンのチーム名もバラバラ・・・。
ボードのチーム名とゼッケンが一致しないので、スタッフが焦る場面も。

更に、ゼッケンに、チーム名どころか、名前も書いていない選手も!
まだまだ、こちらの試合に慣れません。。。
大会進行上、お昼休みはなく、審判、会場係は、スキを見て食事をとりました。
中には、14時過ぎまで、お昼抜きで働き続けた会場主任も。

14時。

子どもの部・個人戦の受付開始。

イギリスでは、土曜日に、日本語補習校の授業があります。
イギリスの学校に通う日本人の親御さんを持つ、多くの子ども達は、この補習校に通っており、この日は、授業参観があったとの事。

子どもの受付時刻が14時というのは、学校の事が考慮されているからです。
学校から剣道大会に駆け付けた家族が、続々と会場に集まりました。

大人の団体戦が2回戦まで終わったところで、休憩。

会場では、緊張した面持ちの子ども達が素振りをしていました。

サットンの椿剣道クラブに所属するアレックス君。
スコラ図書館に、書道の紹介をする為、うかがった際、剣道のデモストレーションをしていた元気な男の子です。

元気というイメージがあったのに、何故だか、静か。
「どうしたの?」と、声をかけたら、
「緊張して・・・」と、言葉少な。

ご両親も心配され、私の顔を見るので、
「大丈夫。大きな声を出せば、緊張が吹っ飛ぶから!」と言い、皆と一緒に稽古するように言いました。

「こんなに大きな会場で、剣道をしている子ども達を見た事がないから。。。」と、
アレックス君を指導する先生の奥様が話してくれました。

そう言えば、私も7歳くらいで、初めて足立区剣道大会に出してもらった時は、
アレックス君と同じような気持ちになりました。

剣道を通じ、貴重な経験を積むことで、成長出来た事を改めて感じました。

この無名士剣道大会は、イギリス、そして、ヨーロッパの多くの子ども達が、貴重な経験をする事が出来る、
素晴らしい大会であるという事を、再認識しました。
15時

剣道形演武。

打太刀 角正武先生
仕太刀 テリー・ホルト先生


演武の後、子どもの部開会式。

子供の個人戦は、年齢によって、4つのカテゴリーに分けられます。

Aグループ 6~9歳
Bグループ 10~12歳
Cグループ 13、14歳
Dグループ 15~17歳

Aグループの子ども達は、切り返しとお互いの稽古を行います。それぞれ1分間。
判定で勝負が決まります。

10歳以上の子ども達は、2分3本勝負。延長1分。そして、判定です。

私達A会場では、Dグループ;15歳以上の子ども達の試合を行いました。

子どもの部とはいえ、剣道歴の長い子ども達が多いので、大人顔負けの試合内容。

決勝戦は、日本人同士の対戦。

見事な試合内容でした。

実は、準決勝から決勝まで審判を仰せつかり、緊張しながら旗を持ちました。
子どもの部、閉会式。
和やかで、爽やかな会となりました。
大人の部・団体戦再開。

会場は、それまでのやわらかい雰囲気から、ガラッと変わりました。

無名士剣道クラブは、Aチーム、Bチームとも、ベスト8まで勝ち上がり、Bチームが惜しくも準々決勝で敗退。

Aチームは、順調に、決勝まで進みました。
団体戦決勝。
ドイツ・デュッセルドルフ剣道クラブ vs ロンドン・無名士剣道クラブAチーム

試合時間は5分。

先鋒は、段位を持っていないもの同士の対戦となりました。
ですが、段を持っていないとは信じられない、素晴らしい剣道を見せてくれました。

決勝での先鋒の対戦を見て、感動しました。
是非、決勝戦の模様をご覧ください。

デュッセルドルフ剣道クラブ (襷:白)
先鋒 高島選手
中堅 市井選手
大将 高島選手

無名士剣道クラブAチーム  (襷:赤)
先鋒 Nelnyk選手
中堅 樋山選手
大将 田中選手

試合終了後、選手達に大きな拍手がおくられました。
閉会式。

表彰式。

団体準優勝 デュッセルドルフ剣道クラブ

団体優勝 無名士剣道クラブAチーム


閉会式終了後、無名士チームの記念撮影。シャッターを押しました。

Aチーム

A・Bチーム

そして、近くにいた無名士メンバー皆で、写真を撮ってもらう事に。

「近くにいた」と言うのは、こうして記念写真を撮っている間にも、
後片付けをして忙しくしていた、多くの無名士メンバーがいたからです。写らなかった皆、ごめんなさい。。。
この後、近くのパブでパーティが行われました。

私は早めに失礼しましたが、朝1時30分過ぎまで盛り上がったそうです!
12月18日

朝9時30分
合同稽古。

皆、夜遅くまで飲んでいたとは思えないくらい、元気な姿。

大きな円陣を組んで、準備体操、そして、素振り。

裏話ですが、ホルト先生より早めに到着したら、クランフォードコミュニティカレッジのスタッフから、
「パーテーションの仕切りをする予定だったけど、開けておいたから。『広いスペースを使って』と、ホルト氏に伝えて。」と、ウィンクされました。

コミュニティカレッジのスタッフの協力あっての、無名士剣道大会・合同稽古。

地稽古では、角正武先生の前に長蛇の列。
ホルト先生から、他の先生の前に並ぶよう指示があり、行列に人数制限が。

後から角先生の前に並び、時間切れで稽古を頂けない方々はガッカリ。←私もそのうちの一人。
でも、またの機会にお稽古を頂きたく思っています。

マンチェスター在住の日本人の方は、初めて角先生の稽古を頂き、さらに、著書にサインも頂けた、と、喜んでいらっしゃいます。
エジンバラ大学の生徒達は、ロッカールームで、「角先生と一緒に写真を撮ってもらったよ!」と、大喜び。

稽古の後もお約束で、パブに直行。
スコットランドの男性達は、やはり、キルトをはいていました。

パブの中は、剣道大会、稽古の時とは違い、あたたかい雰囲気。
笑い声が絶えませんでした。

無名士剣道大会を挟んだ3日間。体力勝負で臨みました。
イギリスでも、剣道をしている人達はとてもタフ!
そう感じた、心地よい週末でした。

カテゴリー: イギリス | コメントはまだありません »

Heathrow Bonsai Show ヒースロー盆栽ショー

2012/11/10

11月4日、日曜日。ヒースロー盆栽ショーが開催されました。

会場は、Scout Hut。ボーイスカウトとガールスカウトが利用している建物です。

イギリスに来て驚いたのは、盆栽に関心を持つイギリス人が多い事。
キューガーデンでも盆栽が紹介されています。

このヒースロー盆栽ショーは、イギリスの各地域の盆栽愛好家の団体が参加する合同発表会です。

様々な盆栽が展示されています。

雨天にも関わらず、会場はとても賑わっていました。

人気投票で一番だったのは、この盆栽です。

この盆栽の他にも、素敵な盆栽がたくさん展示されていました。

スライドショーも。主宰者が昨年、日本を訪れたそうで、その時に撮った写真が紹介されました。

会場では、可愛いJapanese Mapleが販売されていました。

カテゴリー: イギリス | コメントはまだありません »