EIC2012 EUROPEAN IAIDO CHAMPIONSHIPS

‘2012/10’ カテゴリーのアーカイブ

EIC2012 European Iaido Championships ヨーロッパ居合道大会

2012/10/30

第19回ヨーロッパ杖道選手権大会;European Iaido Championships『EIC2012』が、 10月27日、土曜日、28日、日曜日にイギリスのスティーブニッジで開催されました。

ヨーロッパ全土から、各国の代表選手が集まるこの大会ですが、今年は、ヨルダンチームが直前になって 来れなくなってしまいました。

私は、昨年の、ヨーロッパ杖道大会に引き続き、今年のヨーロッパ居合道大会でもヘルパー;大会スタッフを任命されました。

大会前日、二泊三日の日程でスティーブニッジに向かいました。

二泊三日で出向いたのは、スタッフとして、

『大会前日のプレ大会セミナーと、大会の次の日のセミナーを無料で受講出来る』という特典 を頂いたからです。

ホテル宿泊代は、英国剣道連盟が支払ってくれます。

 

10月26日 金曜日 大会前日 プレ大会セミナー

スタッフは、朝8時に集合。

掃除、会場セッティングをしました。

私は、大会Tシャツ準備を任されていたので、スタッフ達にTシャツを渡しました。

9:30

開会式

段位ごとに整列。

私は『無段』というカテゴリー。無段どころか、居合道は、まだ級も持っていないので、『無級』です。 私が一番下のはずなので、一番後ろに並びました。

日本からいらした、草間啍壹先生、青木栄治先生、上國料修一先生が紹介されました。

10:00

講習会開始

この後、3つのグループに分かれ、稽古を行う事になりました。

◎五段以上   草間啍壹先生 ◎二段~四段  青木栄治先生 ◎初段以下   上國料修一先生

私も稽古する気でおりましたが、急遽、通訳を仰せつかり、刀を持っていると頭が回らないという理由で、 上國料先生の了解を得て、お手伝いに徹する事になりました。

ひとつ一つの技について、 上國料先生から解説を頂きました。

「質問はありますか?」と聞くと、 受講者は、積極的に手を挙げました。

「手首の使い方がわからない。」という女性。

どのように刀を持っているか、見せてもらうと、手首が固く、刀を握りしめていました。

上國料先生が、 「手の内」という言葉を使って、解説されました。

通訳する時に、「私が手の内を見せながら説明してもいいですか?」と、断ってから、 手の内:手首の使い方を見せました。

後で、上國料先生に、 「すみません。私は、居合道は初心者なのですが、剣道で手の内を知っているもので・・・」と、 伝えました。

講習会は、ランチタイムを挟み、午後も行われました。

ランチタイムの休憩中も、受講者達は、熱心に稽古していました。

午後の講習は、より細かい指導を頂きました。

さすがに、細かい言葉は通訳するのが大変で、台湾人で、日本語堪能なEdwardに助けてもらいました。

上國料先生、Edwardと一緒に、記念写真を撮ってもらいました。

後で、居合道部長のAndyに、「通訳はいい勉強になったでしょ?」と、言われましたが、 お陰様で、居合道の稽古以上に、緊張した英語の稽古となりました。

各国からいらした無段、初段の受講者の皆様、ご迷惑おかけしました。

14:45

講習会終了

上國料先生、無段、初段グループ全員で、集合写真。

15:00

審判講習会

団体戦を行いながらの審判講習となりました。

17:00

講習会終了

 

10月27日 土曜日 第19回ヨーロッパ居合道大会 初日

大会スタッフは、日本からいらした先生方と同じホテルに宿泊しました。

初日の大会スタッフのスケジュール: 朝食は6時半。 カフェテリアに5分前に向かうと、すでに、多くのスタッフがいて、朝食をとっていました。

「窓を見てごらん!」と言われ、視線を向けると、

「雪?!」

日本語で叫んでしまいました。

「Yukiというのは、Snowの事で、日本語で、『Yuki』って言うんだよ!」と、説明すると、 皆が、「Yukiの名前と同じだね。」と言ってくれました。

10月なのに、雪。。。 朝から冷え込みました。

会場入りは7時15分。

試合場のテープ貼りを手分けして行いました。

9:30

開会式

ヨーロッパ剣道連盟会長をはじめ役員の方々、英国剣道連盟会長もいらっしゃいました。

10:00

個人戦開始

午前中は、各段位ごとにリーグ戦が行われました。

12:30

ランチタイム

13:30

トーナメント戦。 リーグ戦で上位となった選手達が、勝ち残り、トーナメントが組まれました。

決勝戦。

無段の部

初段の部

二段の部

三段の部

四段の部

五段の部

六段の部に向けての審判交代。 選手と同じ国の審判は、判定が出来ません。

六段の部

閉会式

段位ごとに表彰式が行われました。

無段の部

優勝、準優勝、三位二名の他、ファイティングスピリット賞;敢闘賞に選ばれた選手も表彰されました。

初段の部

二段の部

三段の部

四段の部

五段の部

表彰の最後は六段の部。

日本からいらした先生方、ヨーロッパ剣道連盟会長、英国剣道連盟会長がメダルを渡します。

六段の部

敢闘賞のメダルを持った 上國料先生。「あれ?敢闘賞受賞者がいないよ?!」と。。。

すると、現れたのは、三位のメダルをかけたMartin。

「え?敢闘賞も君なのか?!」と、先生方。微笑むMartin。

和やかな閉会式となりました。

ここで、重要なお知らせが。

夜に開催される、サヨナラパーティの場所と集合時刻についてのお知らせでした。

サヨナラパーティの詳細が伝えられたところで、閉会式終了。

記念写真を撮る、各国の選手達。

イギリスチームの記念写真を見て頂く前に、 開会式での後ろ姿をご覧ください。

地味なベストをひっくり返すと、 こんな柄になっているのです!

夜のサヨナラパーティは、某ホテルのレストランで開催されました。

スコットランドから来た大会スタッフ達は、スコットランド正装のキルト着用。

日本の先生方からの、近くで見たい!とのリクエストに、テーブルまで来てくれました。

食事の後は、ダンスタイムもあり、多くの若者達がダンスを楽しんでいました。

10時過ぎ、ダンスをする若者達を横目に、会場を去ろうとしていたら、 スタッフの一人から、手招きされました。

「何?」と、聞くと、 「今日でサマータイムが終わるから、間違えないでね。」と。

大会初日と二日目の間に、サマータイム終了。 注意しなければならない事を思い出しました。そして、教えてくれたScottに感謝!

 

10月28日 日曜日 第19回ヨーロッパ居合道大会 二日目

スタッフの集合時刻は7時45分。

スタッフミーティング。

大会二日目は団体戦。 あらかじめ、対戦表が組まれていましたが、急遽、来英する事が出来なくなった、ヨルダンチームの枠が不戦勝となる事から、試合場の進行において変更点がありました。

審判ミーティング

入場を待つ、各国代表選手達

開会式

開会式の後、団体戦の進行について、確認。

全員で進行内容を確認してから、いよいよ団体戦開始。

個人戦と同じく、まず、リーグ戦を行い、上位チームがトーナメント戦に進みました。

閉会式。

表彰式の後、大会スタッフ、イギリス代表選手達から、審判を務めた方々へ、プレゼントが渡されました。

閉会式終了。

この後、ランチタイムを挟み、昇段審査。

驚いた事に、昇段審査に合格した後、支払う通貨はユーロなのだそうです。

多くの方々が、 「銀行に行かなくちゃ!」「ユーロが必要なんだ!」と話していたので、 不思議に思っていたのですが、 ヨーロッパ剣道連盟への支払いとなる為、ポンドは受け付けないとの事。

 

大会中、私は、リフレッシュメントルーム;休憩室の担当をしました。

居合・杖道のイベントでは、いつもSteffiが、美味しいケーキを焼いてきてくれます。 今回も、彼女のマフィンが大好評でした!

中でも、チョコミントマフィンが大好評で、チョコが置いてある場所が空っぽになってしまって、 台が傾いてしまうというハプニングもありました。

EIC2012のロゴデザインは、Yuki Shimaさん。 スタッフTシャツのバックにプリントしました。

Tシャツ発注担当とともに、私には、フロントに、モットーを書いてほしい、と依頼を受けました。

ですが、Yukiさんのロゴが素敵なので、フロントにロゴが見えるように、このように、Tシャツを着るRachel。

今回、Tシャツ発注に向け、ロゴが黒と赤の二色なので、綺麗に色が出るよう、ミント色でサンプルを作りました。 しかし、この色は、ガーリー(Girly;女の子っぽい)だ!と、指摘を受け、発注前日に、 男性用に白を発注する事になりました。

ミント色が、ガーリーと考えた事がなかったので、皆の意見を聞いておいて良かった、と思いました。

とはいえ、日本からいらした先生方からは、 「ミント色が目につくから、誰がスタッフかわかりやすいよ。」とのお言葉を頂きました。 そして、ミント色のスタッフTシャツ達は、日本に渡りました。

Tシャツは、Balcony Shirtsに発注しました。

このTシャツは、品質もよい!と、好評で、 「ほしい!」との声をたくさん頂き、これからBalcony Shirtsに発注する予定です。

 

ヨーロッパ居合道選手権大会のお手伝いをさせて頂いた事で、 居合道の稽古を真剣にしなくては。という気持ちになりました。

沢山の方々との出会いを頂きました。

貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。 関係者の方々に、感謝しています。

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イギリスで盆踊り

2012/10/20

 トラファルガー広場で10月6日に開催されたJapan祭りで、舞台下で、さくら音頭を踊りました。

多くの方から、「どこかで練習しているの?」「私も一緒に踊りたいのだけど。。。」と、 お問い合わせを頂きました。

実は、私は、4年前からLondon Bon Dancersに参加しています。

初舞台は、ロンドンから車で3時間半ほどかかるサマーセットでの、ダンスの祭典。 各国のダンスを紹介するというイベントで、炭坑節、大東京音頭、など5曲を踊りました。

メンバーは、イギリスの各分野で活躍している方々で、刺激をたくさん頂いています。 London Bon Dancersに参加させてもらって、本当に良かったと感謝しています。

これまでのLondon Bon Dancersの活動を、映像でご覧になって頂く事が出来ます。

秋田音頭

花笠音頭

この花笠は、山形県から贈呈されたものです。 大切に使わせて頂いています。

London Bon Dancersは、踊りを見て頂くだけではなく、 イギリスの方々に盆踊りの振り付けを伝え、 一緒に踊る時間を大切にしています。

さくら音頭

今年6月には、京都の福地山音頭を、ピールセンターで踊りました。 福知山音頭は、痴呆症予防に効果があるとの事で、イギリスのご高齢の方々と一緒に、 手の振り付けを稽古しました。

8月には、Horniman美術館で、ファミリー向けの盆踊りワークショップを行いました。

事前練習参加、振り付けを覚える事が必須となりますが、興味のある方は、 是非、London Bon Dancersのサイトをご覧ください。

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トラファルガー広場で書道  Japan Matsuri

2012/10/10

10月6日、トラファルガー広場で、ジャパン祭りが開催されました。

この度、お声がけ頂き、書道を担当させて頂く事になりました。

上記フライヤー(ちらし)に、『日本文化体験』とありますが、私がオファーを頂いたのは、 書道紹介とワークショップ。 文化体験コーナーとして、ファミリーアクティビティのテントが設置されました。 私の席は、折り紙、太鼓作りを紹介する方々の間。 そして、折り紙の隣では、日本の縁日ではかかせない、ヨーヨーすくいも行われていました。

それぞれの団体は、毎年、このジャパン祭りに参加しているようで、 団体名を記した立派なディスプレイと飾り付け。

私は、何もなく・・・ 質素。

用意する頭もなければ、こういう事を予想しておらず。

折り紙と太鼓の飾り付けがあまりに立派で、間に挟まれた私の後ろの空間が、何もなく、スコーンと抜けていたので、 見るに見かねた仲間から、 「せめて、何をしているかだけ、書いた方がいいよ。」と、アドバイスを受け、

『Calligraphy』と、半紙に書きました。

そして、誰が主宰しているかわからない。との声を受け、名前を書きました。

ひっそりと、そして、目立ちたくない、という気持ちから、小さく自分の名前を書き始めました。 ですが、仲間にうながされ、Yの2画目から大きく書き始めたので、変な文字に。でも、書き直せはせず、1枚ササッと書きました。その半紙を手伝いに来てくれたJanetが、ホチキスで貼ってくれました。

これで、準備完了。

飾り付けはやる気がなくても、私は、ユリア、Janetという、2人の心強い仲間の力を借り、 トラファルガー広場で書道を伝えるべく、机の上に、とっておきの書道道具を並べました。

日本書道院から記念品として頂いた、歙州硯。 古梅園の墨、筆、半紙。

実際に使ったのは、墨汁ですが、墨は本来、このようにして硯でするもの、と、水差しを見せ、説明しました。

紹介した墨汁は、開明書液と呉竹の仮名用の香華。私が『Calligraphy』と書くのに使ったのは、 香華です。

筆は、広島の熊野筆。ベルリンでも紹介した、栄豊斎の筆。 数種類の筆を紹介しました。

ワークショップも頼まれた関係で、書道道具を置くスペースが限られていたので、 沢山紹介する事が出来ませんでしたが、墨の箱を重ね、出来るだけ見て頂くよう、書道道具を並べました。

私達のテントは、メインの舞台が設置された右の、一番端のテントです。

11時から、舞台では、セレモニーが行われていました。

お隣の折り紙は大人気。そして、隣に座っていた私にも、声をかけて下さる方々が。

書道道具を説明しながら、文字を書いて差し上げました。

気づくと、私の前に、行列が出来ていました。

朱墨で書いて差し上げ、ワークショップをしたい方には、席に座って頂き、 ユリアとJanetが筆の持ち方、書き順を説明。

私達は、アクティビティ担当者から、『カリグラフィーチーム』と呼んで頂きましたが、 チームワークで、ワークショップを運営しました。

日本人の小さな子ども達も筆を持ってくれました。

日本語を知っている、外国人の方々も沢山いらしてくれました。

漢字で『月』と書いてほしい。と、依頼を受け、書いて差し上げました。

その字を見て、 「何年、書道をしているの?」と質問されました。

「6歳の時から、習字を始めて、高校を卒業してから書道家に入門したから・・・ でも、年齢は秘密だから、想像にまかせるわ!」と返答。

友達夫妻も、来てくれました。 嬉しかったのは、もうすぐ生まれる赤ちゃんの名前を教えてくれた事!

命名書の書式を一緒に確認。

剣道、居合道、杖道の仲間もたくさん来てくれました。とても嬉しく、心強かったです。

お陰様で、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。

このような貴重な経験をさせて頂きました事、心からお礼を申し上げます。

書道道具を片付けた後、友達の活躍を拝見しました。

武道ステージでは、剣道仲間達が、デモンストレーションを行っていました。

この写真は、一日中、武道ステージを担当していた、元無名士剣道クラブメンバーのHiroshiさんが撮影したものです。

武道ステージでは、私が書道をしている時、居合・杖道の先輩、Rachelが、なぎなたの演武をしていました。

友達の活躍を見た後、私は次の出番の準備。

実は、舞台出演する『London Bon Dancers』の裏方として、舞台の下で、輪を作って盆踊りを踊る為の要員として参加する事になっていたのです。 それで、朝から浴衣を着ていました。

楽屋テントで、メンバーと合流。 ここで、嬉しいプレゼントをもらいました。

London Bon Dancersと共演する、プロのダンサーで構成された『舞遊』のメンバーから、舞台で使う、オリジナルのうちわを渡されたのです。

見ると、私が書いた『舞遊』の字と私の印が印刷されていました。 そして、「ありがとう!」という言葉を頂きました。

「私こそ、使ってくれてありがとう!」とお礼を言って、このうちわを帯にさし、 舞台下で盆踊りを踊りました。

実は、私、先頭で、トラファルガー広場を一周、踊りました。

声をかけながら、盆踊りを踊っていると、賛同者がどんどん後ろについてくれ、 音楽が終わると、「えぇー?!もう、終わりなの?」と。

トラファルガー広場で、輪になって盆踊り、というには、人数が少なかったのですが、 一周出来た事に驚き、そして、楽しんで踊ってくれた方々に感謝しています。

London Bon Dancers、舞遊の舞台の後には、ラジオ体操。

日本からいらした、NHKの体操のお兄さん、お姉さん達、そして、London Bon Dancersの皆も一緒にラジオ体操をしました。私は舞台そでにいて見えなかったのですが、多くのイギリス人はじめ外国人の皆さんが、ラジオ体操を一緒にしたそうです。

舞台のトリは、和太鼓。

マンチェスターのBridgewater Hallで一緒に剣道デモンストレーションをしてくれたKumiko Suzukiさんも出演しました。

和太鼓演奏は、多くの方々の心をとらえ、会場に一体感が生まれました。

外国人の友達も、皆、「和太鼓が最高だった!」と、言っています。

盆踊り、和太鼓。 トラファルガー広場にいながら、イギリスにいる事を、一瞬、忘れてしまいました。

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イギリスで日本の紅葉観賞 Westonbirt Arboretum

2012/10/05

イギリスの国立森林公園、Westonbirt – The National Arboretum に行きました。

Westonbirt Arboretumは、紅葉鑑賞の名所として知られています。 まだ紅葉の時季にはちょっと早いかな、と思いましたが、園内は秋色に染まっていました。

公園内の道は整備されています。

『Sesonal Trail』のサインが。

サインに沿って歩くと、見えてきたのは、この標識。

『Japanese Maple Collection』と書かれています!

足の方向は、この先。迷わず、向かいました。

秋色に染まった、日本のMaple;カエデ達が出迎えてくれました。

やはり、まだ、紅葉の季節には、ちょっと早いようでした。

ですが、このような、広々とした空間の中で、日本のカエデに出会えた事に大満足。

『Shin Chishio』

『Taiyo Nishiki』

『Beni Komachi』

イギリス人達に、それぞれの言葉の意味を聞かれ、説明しました。

もっと秋が深まった時季に、再度、Westonbirt Arboretumに行きたいと思っています。

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