Spouse Visa

挙式を上げ、SPOUSEVISA申請の予約をしてから約一ヵ月。 バーミンガムのホームオフィスに主人と2人で出向きました。

直近の予約を取ったので、アポイントメントは朝の9時15分。 その30分前に来るようにとの指示があったので、前日からバーミンガムに出かけ、 前泊しました。

前日、リマインドテキスト(携帯へのメール)が届きました。 東京のVISAセンターでも、このようなシステムはなかったので、ビックリ。 何だか、感じがいいなぁ、と嬉しくなりました。

バーミンガムのオフィスも、ロンドンのオフィスと同じく、 センターからちょっと離れた場所にあります。

ロンドンのクロイドンと比べて、バーミンガムのホームオフィスはこじんまりとした佇まい。 普通の建物の中にあります。そして、対応がソフト。 身構えていったので、何だか拍子抜けしてしまいました。

中にいるスタッフの方々がとてもフレンドリーで、緊張感も取れました。 待つ事10分程度で、いよいよ面接。沢山の資料を持って臨みました。

担当者はとても優しい女性で、面接中に

「これから二年間は次のVISA取得に向けて、公共料金の宛名を連名にする事。 Life in the UKという試験があるから勉強してね。本を買って勉強すれば大丈夫だから。」と、

アドバイスしてくれました。

私が、すでに友達からLife in the UKの本を譲ってもらって勉強を始めた事を主人が伝えると、

微笑みながら、「準備万端ね。頑張ってね。」と

言ってくれました。それで、面接終了。

面接を終え、ホッとして座っていると、私達の前に、 英国人男性と外国人の女性が並んで座っていました。

「お互いホッとしたね。」と、話し始めると、 その男性が、

「バーミンガムは、ロンドンのクロイドンのオフィスに比べて、とても対応がいいよ。」と

話してくれました。

聞くと、その方は弁護士さんとの事でした。 私達は、日本人の友達から、バーミンガムの方が、 アポイントメントが早く取れるとのアドバイスを受け、クロイドンには行かなかったのですが、 バーミンガムは、対応も良いので、知っている方は、遠くからわざわざ出向いて来るそうなのです。

そんな話をして、リラックスしていると、私だけ名前を呼ばれました。 小さな部屋に入ると、アイリス(目だけ)の写真を撮った事があるかとの質問。 以前、学生VISAを東京で取得した際、撮ったと伝え、 その後、写真を撮りました。私はアイリスの写真だけを撮るのだと思って、 カメラのレンズを見ました。

これが、後から後悔する事に。

この写真撮影。実は、IDカード用の顔写真だったのです。 前日、リーズナブルなトラベルロッジに宿泊したのですが、 ドライヤーを持って行くのを忘れ、洗いざらしのままの髪で行き、 朝も早かったので、すっぴんでホームオフィスに行きました。

証明写真用の顔写真は3枚持っていたので、まさか顔写真を撮られるとは思いもせずに。

写真撮影の後、一部の書類を預けたまま、 「1時間後に戻って来て下さい。」と言われ、外に出ました。

クロイドンでVISAを再申請した時は、一歩もオフィスの外に出る事が出来なかったので、 とても不思議に思いました。

オフィスのすぐ近くには、デパートがあり、時間を潰すには、もってこい。 コーヒーショップもあります。 クロイドンで、凍ったような張り詰めた空間で、VISA取得を待った時と全然違いました。 しかも、クロイドンでは、申請前に申請料金を払ったから、気が気でない状態で待っていました。

オフィスに戻ると、主人の書類が返されました。 私のパスポートには、何の処理もしていないように感じました。 確認すると、やはりVISAが押されていません。

「VISAが押されていないのは何故ですか。」と、聞きました。

「後日、カードを送るから、それがVISAとなります。」との答えが返ってきました。 IDカードの事でした。私は、このシステムを知らなかったので、

それでも心配で、もう一度聞きました。

「大丈夫だから。VISAは取得出来る事になったから。法律が変わったの。」と、

女性が答えてくれました。

それでも、VISA=IDカードが届くまで気が気じゃない。そう思って、IDカードの到着を待ちました。

IDカードの送達を待っている間、仕事のオファーを頂きました。

「12月の予定は?」と聞かれました。

「今、VISAの到着を待っているところで、そのVISAが届かないと、すぐに日本に帰らなくてはならないので、12月の予定は何も決まっていません。」

「それは良かった!大丈夫、VISAは届くから。」

日本人の方と、英国の会社の担当者から、そう言って頂き、VISAを待っていました。

英国にしては珍しい、きちんとした形でVISAが届きました。 配達の方にパスポートを見せ、封筒を手渡されました。

ドキドキしながらIDカードを見ると、髪が爆発し、すっぴんの私の写真が印刷されていました。 このIDカードは、必要最小限の時だけ見せる事にしよう。と、心に決めたのでした。

このタイミングで、英国で頂いた初めての仕事は、10日間の海外出張。 英国で働く事が出来るVISAがないと頂けない仕事ですし、 VISAがないと海外に出る事も出来ません。

不思議なタイミングのオファーでした。